耳抜きに不安のあるスキューバダイバーの為のホームページ


どうしても耳抜きができない。

まず大切なことは、耳抜きができない状態で潜らないことです。

風邪や鼻炎、花粉症の場合は、事前に病院に行って治療をしてもらったり、
耳管機能検査をして、ダイビングが出来る状態か確認して潜りましょう。

また、耳抜きがしやすくなるように練習やトレーニングをするのも一つです。
日常生活やプールなどで耳抜きを意識してみましょう。
朝、目覚めた時に、耳抜き。
トイレに行った時に、耳抜き。
と習慣にされている方も多いです。

しかし、色んな方法や対策をとってもどうしても耳が抜けない場合は、
普通の耳鼻科ではなく、専門医(ダイビングに理解のある耳鼻科)に
相談してみましょう。

その上で、鼻がよく通るようになる薬や耳管を広げる薬などを使用することで、
耳が抜けやすくなる人もいます。
その際には、使い方と効果をしっかりと聞いておきましょう。
ダイビングの途中で薬の効果がなくなるとリバースブロックを引き起こして
しまう可能性があります。


主な耳の検査


次にあげる検査で、耳の状態が検査できます。
特に、耳管機能検査は、ダイバーにとって、現在の耳管の状態がわかり、また、ご自身にあった耳抜きの方法が確認できるというメリットがあります。
ご参考までに載せておきます。

耳管機能検査(チンパノグラム)
耳管は鼻咽腔(鼻の奥)と内耳をつなぐ管です。気圧の変化などによって鼓膜に掛かる圧力が変化すると、開閉して中耳の内圧を外圧と等しくする働きをしています。しかし、圧力調節に異常が生じると障害が現れます。
例えば、耳管が詰まった状態の耳管狭窄症では耳閉感が現れ、反対に耳管が開いたままの耳管開放症では、耳閉感と合わせて自分の声や呼吸音が大きく聞こえてしまいます。この検査では耳管に異常がないかを調べます。
検査方法は、鼻に音源の端子を入れます。耳にはヘッドホンを当て、検査装置から音を出します。耳管の働きが正常であれば、つばを飲み込むたびにヘッドホンから音が聞こえます。これは耳管が開いて、鼻から耳へと音が伝わったためです。
しかし、耳管狭窄症ではつばを飲み込んでも音が聞こえず、耳管開放症ではつばを飲み込まなくても常に音が聞こえます。


・ティンパノメトリー
中耳は、鼻咽腔(鼻の奥)と耳管でつながっています。耳管には、中耳の換気をしたり、余分なものを排出する役目があります。耳管の働きが悪くなると、中耳の気圧の調節ができなくなり、気圧が低くなってしまいます。さらに、中耳に液体の貯まる滲出性中耳炎になったり、急性中耳炎を繰り返しやすくなります。
ティンパノメトリーは、外耳道の圧力を変えながら、音の伝わり方を見て、中耳の状態を調べる検査です。


・純聴力検査
音の周波数、125・250・500・1000・2000・4000・8000ヘルツ(Hz)の7段階の純音出す機器(オージオメーター)で、発する音をどの程度まで聞き取れるかを調べる検査です。空気伝導(空気中を伝わる音)・骨伝導(骨から直接伝わる音)の両方を検査します。
空気伝導検査のみに異常が見られる場合は、外耳や内耳の伝音難聴が、骨伝導検査でも異常が見られる場合は、内耳から中枢に異常が起きている感音難聴の疑いがあります。


・平衡機能検査
めまいがある時に、その原因や程度を調べるためにする検査です。三半規管や視覚、深部知覚(関節や筋肉などが備えている働きで、目を閉じていても関節の曲がり具合や手足の位置などがわかること)などを調べて、平行機能が正しく働いているかどうかを調べます。
眼球の動きを調べる眼振検査、足踏みをさせたり、台の上に立ち、台を傾けていって、どのくらいの角度まで耐えられるかを見たり、目隠しをして真っすぐ歩けるかどうかなどの体平衡機能検査、字を書かせる書字検査、外耳道に冷水を注入するカロリック検査などを行ないます。検査により抹消性と中枢性とが判別されます。
中枢性の場合・・・聴神経腫瘍、小脳の障害、頭部外傷、脳出血、脳梗塞など、
抹消性の場合・・・メニエール病、突発性難聴、内耳炎、頭位変換性めまいなど、
が疑われます。


その他に、
・鼓膜の検査
・レントゲンによる耳・鼻の検査
・ファイバースコープによる耳・鼻・喉の検査
・アレルギー検査

などもあります。


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耳抜き相談室 概要

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